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【主な合格校】筑波大駒場、麻布、聖光学院、渋谷幕張、海陽(特別給費生)、西大和学園(東京入試)
【進学先】筑波大駒場中学

<S君より>

熊野先生の授業で、解けなかった問題の解法を聞いて、「なるほど!」と思うことがたくさんありました。
大変だったのは、宿題です。中学への算数や、プラスワン問題集など、たくさんの問題を解きました。

特に中学への算数は、毎回テストがあったので、百点を取れるようにがんばりました。
筑駒の問題は、先生が作ってくれた演習問題や過去問をたくさん解きました。
先生のおかげで、僕は入試の直前に算数がすごくできるようになりました。
長い間ありがとうございました。

<S君のお母様より>

熊野先生には5年生の7月よりご指導いただきました。
きっかけは「中学受験を成功させる 熊野孝哉の「場合の数」入試で差がつく51題」を購入したことです。
熊野先生が家庭教師をされていることを知り、すぐにご連絡しました。


息子は当時、四教科バランス型、算数は苦手ではありませんでしたが、単元による得手不得手もあり、また武器に
なるような強さもありませんでした。 
なんとか実力の底上げができたらと思い、お願いしたわけですが、このことが、その後の我が家の中学受験の大きな
転機となりました。


5年夏からは、熊野先生のご指導のもと、以下のように走り抜けました。


・算数の組み分けテスト等の対策は基本行わない。

 

・「四科のまとめ」「プラスワン問題集」「ステップアップ演習」「中学への算数」の日日の演習など、出された課
題をひたすら一生懸命やりました。

 

・「中学への算数」については、最初からすらすら解けるわけもなく、課題をこなすのはとても大変でしたが、オン
ライン授業で実施する確認テストでは満点を取ることを目標にがんばりました。
なんとか親子でがんばれたのは、この確認テストの結果と、秋以降の伸びに、相関があるというデータを見せていた
だいたからです。

 

・模試は、熊野先生に薦められたものはなるべく受けました。
結果はしっかり分析いただき、具体的なアドバイスをいただきました。
模試も数をこなすうち、受験校のテスト形式にも、どんどん慣れていき、また、慣れない空間で試験を受ける経験も
積むことができました。

 

・算数突出型でない息子には、平均点が低すぎるような、難易度が適正でない模試や直前講習などは、はっきりと必
要ないとお伝えいただいたので、そこへの迷いも無くなりました。もしそういうものに手を出していたら、調子を崩
していたかもしれません。

 

・筑駒対策に関しては、筑駒演習のプリントを課題として出していただき、35分で難易度を見極めて解き切る練習を
したり、過去問でも徹底して時間配分、捨て問を見極める力を身につけました。
普段の授業でも、40分のテストで、かなり鍛えられました。
拘って、いつまでも一つの問題を解いてしまったり、ケアレスミスをしたり、そんなことを繰り返しながら、成長し
ていきました。

 

・過去問については、その実施時期で、取っておくべき問題や、難易度などを示していただけたので、何がいけなか
ったのか、どこをとるべきだったのかが明確で、反省もしやすかったです。

これらは、一部で、すべてのことをここに書くことはできませんが、こういったアドバイスに従って努力している
うちに、全く手も足も出ず、過去問も模試も目も当てられないものだった筑駒や灘も、12月頃には、過去問の合格ラ
インの点数を超えて取れるようになってきました。

 

熊野先生は、感覚的に発言されることはありません。
本当によく研究されていて、それらを、データをもとに、わかりやすく説明していただけます。
単元毎の苦手分野も、データで一目瞭然、アドバイスに従うことで、苦手分野も減っていきました。

 

分析については、入試本番についても同様で、受験期間も、息子の解答内容を(精神的な部分を配慮いただきつつ
)確認し、難易度、取るべき問題や目標と結果など、しっかり分析されたものを送っていただけました。
これは、入試期間中であっても、ただ合否に一喜一憂するのでなく、反省点を見つける、冷静に結果を受け止める材
料となりました。実際、息子は入試期間中に成長したと思います。

熊野先生はどんな時も冷静ですが、静かな口調や文章の中にいつも優しさがありました。
入試直前にも、ふとした疑問やわからないことなども丁寧に解説をつけて、メールのお返事をいただけました。
模試で、採点に納得がいかなかった時も、息子の考え方が間違っていないこと、一方で、王道でない解き方をするリ
スクについてもわかりやすくお伝えいただき、息子は熊野先生に全幅の信頼を置いていました。

 

息子にとっては、熊野先生は、算数の凄い先生であったと思いますが、私ども親にとっては、受験のコンサルタン
トのような方でした。
日々の勉強から、受験校のアドバイス、模試のアドバイス、学校ごとの解き方・求められる記述レベル、時間配分、
過去問の進め方、苦手分野の克服、今何を優先させるべきか、時期ごとに必要なこと・・・全て支えていただきまし
た。

 

これらは、大手塾でフォローしていただける範囲ではないですし、また、本当のプロ家庭教師でないとできないこと
だろうなと思います。
もし、熊野先生に出会わなければ、このような受験結果は得られなかったことだけは間違いありません。

最後に、右も左もわからず始まった中学受験でしたが、熊野先生の著書の内容※、日ごろのアドバイスを、私ども
なりに理解して、サポートしたこと、息子本人が授業や課題を楽しんでやっていたことが、我が家の勝因だと思いま
す。

 

※「算数の戦略的学習法 難関中学編」「算数専門プロ家庭教師・熊野孝哉が提言する難関校合格への62の戦略」
難関校を目指すご家庭はとても参考になると思います。


中学受験は、やはり算数のウエイトが高く、算数ができなければ難関校受験の土俵に立てないと思います。
一方で、難問を嬉々として解く、算数の天才といわれるような子でなくても、正しいプラン選択をし、努力をすれば
、結果を出すことができるのだと、我が子を見て感じました。
ここまで引き上げていただいたこと、言葉では言い表せない感謝です。

今後も息子の学びは続きますので、算数が楽しいと思えた気持ちを、次にも活かしてほしいと思っています。
熊野先生、本当にありがとうございました。

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