問題集は「仕分ける」ことで効率的に進められる

問題集に取り組む場合、1つ1つの問題を順番に解き進めていくというのが標準的な方法です。

ただ、途中で難しい問題に詰まって考え込んでしまったり、解説を読んでも理解できずに時間を浪費して

しまうことも多く、効率的に進められないケースも多く見られます。

そのような相談を受けた際、私がお勧めしているのは「仕分ける」感覚で取り組むということです。

真面目な受験生ほど、時間がかかっても「自力で解く」ことにこだわる傾向がありますが、

無理に解こうとするのではなく、各問題に対する自分自身の状況を評価していく感じになります。

「仕分け」の具体的な手順は、下記の通りです。

各問題を「◎、○、△、×」の4段階で仕分ける

・制限時間(1問3分など)を設定して、制限時間内に正解できた問題は「◎」とする

・制限時間内に正解できなかった場合は解説を読み、次回は確実に正解できそうな問題は「○」、

解ける確信のない(解説は理解できる)問題は「△」、解説を理解できない問題は「×」とする

また、仕分けを一通り終えた後は、次のように取り組むといいでしょう。

・「◎」の問題はカットする

・「○」「△」の問題は解き直し、その結果により再度(◎、○、△のいずれかに)仕分けする

・「×」の問題は保留にして、数ヶ月後に再実施する

効率的に進めるためのポイントは、最初から完璧を目指さないことです。

完璧を目指してしまうと、難しい問題を無理に解こうとして時間をかけすぎてしまったり、

理解できない解説を何度も読み直して時間を浪費してしまうケースが多々あります。

「仕分ける」という感覚が身につけば、1冊の問題集に何ヶ月もかかることがなくなるだけでなく、

塾の課題を含めた学習全般が効率化されます。

特に学習時間が長い割に成果が出ないと悩んでいる方は、試してみる価値はあるかと思います。