聖光学院の合格率は「定番問題の完成度」に比例する【補足】

先の記事で「定番問題演習」の得点率と聖光学院模試の結果(算数の平均偏差値)の相関を紹介しました。

得点率80%以上:算数の平均偏差値63

得点率75%以上80%未満:同59

得点率70%以上75%未満:同55

得点率70%未満:同51

このようにデータ上は非常に明確なのですが、親御さんや受験生が感じている手応え(定番問題を

十分に解けているという感覚)とデータにはギャップが生じているケースがあります。

例えば、定番問題を5問解いて、A君は5問中4問は2~3分かけて正解して残り1問は解けず、

B君は5問中4問は4~5分かけて正解して残り1問は解けなかったとします。

2人とも「5問中4問は解けた」という点では、一見すると同程度の実力に見えます。

ただ、定番問題演習の採点基準(3分以内に正解すれば20点、3~5分で正解すれば14点)では、

A君は80点、B君は56点となります。

仮に全分野で同じ状況だとすれば、A君の得点率は80%、B君の得点率は56%となりますが、

この結果を上記データに当てはめれば、A君は合格可能性が非常に高く、B君は厳しい状況だと

いうことが分かります。

聖光学院を目指しながら苦戦している受験生には、B君と似た状況に陥っているケースも多いのですが、

その場合は「時間をかければ解ける問題を、短時間で処理できるようにする」ことを意識して

取り組み方を変えることで、状況が大きく改善される可能性もあります。