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熊野先生の著書『比を使って文章題を速く簡単に解く方法』に出合ったのは、長女が小学校5年生の時でした。

長女は中学受験の塾に通い始めたのが遅く、特に算数で後れを取っていた単元もあったため、私は何か娘の助けになる教材はないかと書店で問題集や参考書を探していました。

なかなか「これだ!」というものに出合えずにいた時、熊野先生の著書を手に取りました。他の問題集・参考書とはまったく違う、手書きで、様々な視点からの解法の載った、大変見やすく分かりやすいものでした。

長女も熊野先生の著書『比を使って文章題を速く簡単に解く方法』を大変気に入り、その後も熊野先生の本を何冊か購入し、苦手な単元の時には熊野先生の本の解説を読みながら補習していく方法を取っていました。おかげさまで、娘は第一希望の中学校へ合格することが出来ました。

先生の著書での解説は本当に分かりやすかったので、下の息子の時には是非家庭教師をお願いしたいと思い、思い切ってメールをさせていただきました。3年生の2月でした。

4年生の時は、月に1度お願いし、塾には通わず自宅で算数を中心に学習をしました。

5年生からは月に2度お願いしました。また5年生からは塾にも通い始めたので、熊野先生に出していただいた課題を塾と並行して進めるのは大変ではないかと思うときもありましたが、とにかく息子は先生との授業をとても楽しみにしておりましたので、どちらにも一生懸命取り組むことが出来ました。

熊野先生の課題は、塾の課題よりも深く考えなければならないものも多かったのですが、そういった問題を多く解くことで、塾にも余裕を持って取り組むことが出来ましたし、難関校では絶対に必要な、初見の難易度の高い問題にもあきらめず粘り強く解く姿勢が身についたと思います。

また母親の私が、模試の結果等に不安を感じている時にも真摯に相談にのっていただきました。塾の先生よりも、より具体的なアドバイスもいただくことが出来、本当に感謝しております。先生のご指導のおかげで、親子ともに受験生活を前向きに楽しく、目標に向かって頑張り続けることが出来ました。

おかげさまで、今息子は志望校の一つである中学校へ毎日楽しく通っております。

思った以上に男くさい校風に最初は面食らっておりましたが、ボートレース応援、運動会を経験し、その校風、また伝統に誇りを持ち始めたようです。

行事の指導をしてくださった高校3年生の先輩方とも今では大変親しくさせていただいているようです。(最初は先輩方のあまりに熱い指導、真剣さに驚き、恐れていたようですが…。)

上級生の姿に憧れ、目標にして成長していく息子を見ていると、志望校選択で悩んでいた時に、この学校を薦めてくださり、また算数の実力を付けて下さった熊野先生には、感謝の気持ちでいっぱいです。

熊野先生、どうぞこれからもお体に気をつけて、頑張る中学受験生をたくさんの合格へ導いていってください。本当に3年間 ありがとうございました。

【進学先】 開成中学
 

 

 

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