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受験から3か月が経過しました。新入生としてずっと憧れていた海城中学に通う息子は志望校に受かった喜びに溢れ、新生活を伸び伸びと過ごしています。
そんな息子と、いまでも受験生活を振り返ったとき話題になるのが、熊野先生との出会いがすべてを変えたということです。本当に心から感謝をいたしております。

実は、熊野先生との出会いは、6年生の10月と受験生生活の第四コーナーを曲がった大変遅いタイミングでした。S塾に通っていた息子は、小学5年生の頃から海城中学を志望していましたが思うように成績が上がらず、6月のSオープンの合否判定では20%、夏休み前の組分けテストでは偏差値で10以上足りていない状況でした。夏休みは本人なりにしっかりと取組み、夏終わりには成績も少し上向いてくる手ごたえを感じておりましたものの受験までラスト5か月においてまだまだ志望校は高嶺の花でした。そんななか、熊野先生の著書を買ったことをきっかけに家庭教師のお願いをすることになりました。

熊野先生との最初の授業では、難関校対策プリントと10分テストを行っていただきました。その授業の振り返りにおいては、各問題の正否だけでなく、それぞれにかかった時間、取るべき問題であったかどうか、分かっていたが単純ミスをした問題はどれか、などが詳細に記録され、なぜ点数が取れていないかが手に取るように振り返ることができました。

また熊野先生から、海城を目指すことについて無謀ではなくしっかりと対策を取れば大丈夫であること、積み上げてきた知識が足りないので焦って過去問に走らず「中学への算数」や「ステップアップ演習」などを丁寧にこなしていくこと、などの具体的なアドバイスをいただきました。

受験の差し迫ったタイミングにスタートしたにも拘わらず、熊野先生には無理を言って週に2回(1回3時間)の授業時間を捻出していただき、授業では、問題1つ1つを分かりやすく解説していただきました。その解法プリントは受験直前まで(実は受験が終わった後も、それだけは本人が受験の思い出としてファイルして残しています)本人のお守りとしてずっと振り返っておりました。

本人の成績は、熊野先生の授業を境に11月には算数の偏差値が10近く伸び、その後も算数が崩れることなく本人の自信となり続けました。本人からも、熊野先生と解くプリントと比べるとS塾のテストなんて簡単なもの、とこれまで初見の問題に四苦八苦していた姿からは想像がつかないほど自信にあふれていきました。

家庭学習においても、熊野先生から具体的な方向性が示されたことにより算数の勉強に対する一切の迷いが消え「中学への算数」を4日で1冊のペースでこなし、解けなかった問題は3回以上解き、受験までに過去3年分の「中学への算数」のすべてをクリアすることができました。

また、受験直前には、熊野先生の授業で過去問を解き、試験においての時間の使い方を学び、本番で陥ってしまいがちな落とし穴への対策を講じました。また、直前の2週間は数か月の勉強にも匹敵するほどの集中力で問題をこなし、最後は過去問の合格者平均点+20点を捉えるぐらいになりました。

こうした熊野先生との鬼気迫る授業(教え方は極めてジェントルですが、とても集中力を要する授業)を経て、受験本番では特に緊張することもなかった、と力を出し切ることができ、心からホッとできる最高の瞬間を迎えることができました。

合格を得て、思うことは
・受験に近道はなく、やるべきことを逃げずしっかりと取り組めば結果は得られる
・受験直前の集中は、何か月分の成果に匹敵する
・本物の家庭教師は、知識だけでなく本番で結果を残すために必要なすべてを導くことができる

熊野先生、本当にありがとうございました。

【進学先】海城中学

 

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