努力の成果(または努力不足の影響)は、数ヶ月~半年後に現れることが多い

塾の復習テスト(マンスリーテスト等)では努力の成果が比較的早く現れるのに対し、

実力試験において努力の成果が現れるまでには、数ヶ月~半年かかることが多いです。

次のデータは、6年前期の難関校受験生に実施した確認テスト(宿題から同じ問題を出題)の平均点と、

6年後期に受験した学校別模試での算数の平均偏差値を集計したものです。

確認テストの平均点:80点以上平均偏差値65

確認テストの平均点:65点以上80点未満平均偏差値59

確認テストの平均点:65点未満平均偏差値50

宿題として指定している課題の難易度が高いため、ある程度は実力的な要素も影響しますが、

それ以上に努力の程度(課題に対する真剣さ)が確認テストの結果に反映されます。

実際、サピックスのα上位生でも確認テストの平均点が50点前後というケースもあれば、

普段の模試では偏差値55前後でも確認テストの平均点が80点近いというケースもあります。

注目すべきなのは、確認テストの平均点が低くても(十分な努力をしていなくても)、

数ヶ月~半年程度は好成績を維持できるケースが多いということです。

具体的な実例を出すことは控えますが、ある時期までは好成績が続いた後、急激に成績が下がるという

受験生が毎年のように出ています。

課題に対して真剣に取り組んでいなくても好成績が続いている間は、このまま行けば厳しい状況になる

と言われても響かず、親御さんも話半分に受け止めてしまうことが多いです。

そして9月~11月の学校別模試等で急激に成績が下がり、そこから慌てて課題に取り組むものの、

成果が出るまでタイムラグがあるため、入試本番には間に合わないという結果になります。

逆に、確認テストの平均点が高くても(十分な努力をしていても)6年前期は結果に結びつかず、

苦しい状況が続いたものの、9月~11月に結果が大きく改善されるケースも多く見られます。

良くも悪くも「成果(影響)は遅れてやってくる」という意識を持つことで、

緊張感やモチベーションを維持しやすくなり、受験の成功率も上げることができます。