top of page

参考記事(大学受験時の個人的な経験談)​​

本記事は私の大学受験時の個人的な経験談になります。

私はこれまで、中学受験を含め受験の経験談を話す機会はほぼありませんでした。

胸を張って話せるような内容ではなかったのと、そもそも話す必要性もなかったというのが

実情だったかと思います。

ただ、親御様や受験生に向けて(厳しい状況からの)受験校選択の話をする際に

私自身の経験談をお伝えすることで説得力を感じていただける可能性もあるかと思い、

今回の内容を試験的に書いてみました。

* * * * *

私が大学受験の勉強を本格的に開始したのは高校2年生からでしたが、

学内での成績は下位20%と低迷していました。

特に数学は苦手で、200人強の中で下から5番目になったこともありました。

実際、1学年下の生徒に配布された資料(高校3年間の模試と定期試験の通算成績を集計し、

成績順に通し番号と国公立大学の合否結果を掲載したもの)によると、

私の序列は200人強の中で160番台だったようです。

そういう状況でしたので、大学受験に対しても悲観的になっていたのですが、

転機になったのは2冊の本との出会いでした。

1冊目は、和田秀樹先生の『受験は要領』という本です。

当時の私にとっては目から鱗のような内容が多く書かれていましたが、

特に印象的だったのは「東大は作戦次第で簡単に合格できる」といった内容でした。

少し懐疑的ではありましたが、大学受験に対する意識が変わるきっかけになりました。

2冊目は、エール出版社の『東大合格作戦』という本です。

中学2年生で『合格する参考書・ムダな参考書』という本を読んで以来、

エール出版社の本は何冊か読んでいましたが、当時は今のように大学受験についての

リアルな情報を得ることが難しく、『東大合格作戦』は貴重な情報源となりました。

特に印象的だったのは、文科三類に数学0点で合格した人が何人かいたことです。

同じ文系でも文科一類と文科二類の合格者は数学で最低限の点数をとっていましたが、

文科三類なら数学を捨てても合格できるという事実(事例)に衝撃を受けました。

高校2年生の11月頃には、現時点での立ち位置を確認したかったので、

1学年上(高校3年生対象)の東大模試を受験しました。

当然ですが結果は惨憺たるもので、総合成績は下から10番以内という結果でした。

科目別では、世界史が偏差値20台、英語と数学が30台、国語と日本史が45前後でした。

日本史は知識が圧倒的に不足していましたが、出題内容が資料をもとに分析・考察する

系統の問題が多かったため、ある程度は対応できていたようです。

厳しい結果ではありましたが、データを得たことで方針は明確になりました。

文科三類のボーダーは偏差値50台前半でしたが、英語、数学、世界史は伸びしろが大きいので

(英語、数学、世界史を強化すれば、それぞれ30点前後上がる可能性がある)時間を多く配分し、

国語と日本史は伸びしろが限定的なので(国語、日本史を強化しても5~10点しか上がらない

可能性が高い)極力時間をかけないことにしました。

実際に対策を開始して、想定以上に伸びたのは数学でした。

中学受験では算数一点突破(算数の貯金で他の科目をカバーしていた)だったこともあり、

数学についても多少は適性があったのかもしれませんが、早々に改善していきました。

一方で、英語と世界史については想定以上に苦戦しました。

東大模試は8月頃と11月頃に3回ずつ(計6回)受験しました。

数学は8月頃に偏差値60前後、11月頃には65前後で順調に結果が出ていましたが、

他の科目は、11月頃の結果で英語と国語は50前後(国語の上昇分は古典の上積みによるもの)、

日本史が45前後、世界史が40前後で、文学部(文科三類)志望で数学一点突破という不合理な

状況になっていました。

11月の模試以降は、伸びしろ(得点ベースで10点前後)のある世界史と生命線の数学に

注力していましたので、世界史については多少改善した状態で入試を迎えていたかと思います。

最終的な出願校は、前期は東大の文科三類、後期は京大の経済学部でした。

本来なら後期試験も文学部を受験するべきだったのかもしれませんが

文系の後期で数学を使える大学・学部が非常に少なく、

結果的に(数学でアドバンテージを得られる)京大の経済学部を選択しました。

本番は数学が易化し、解答速報と照合して(80点満点で)50点前後という結果でした。

試験中は(過去問、東大模試に比べて)明らかに易しかったため

高得点勝負になり数学のアドバンテージがなくなるのではないかと不安でしたが、

試験後の答案回収時に白紙に近い答案が多く、安心した記憶があります。

* * * * *

​全体的に一貫性がなく、お恥ずかしい内容も多々ありますが、

当時の私のように正攻法では勝算の低い受験生にとって「自分に有利な土俵」を選ぶことは

大学受験、中学受験のいずれにおいても有効な手段になり得るのではないかと思います。

これから中学受験を迎える方、中学受験を終えて将来的に大学受験を迎える方にとって、

本記事が少しでも参考になれば幸いです。

​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​

bottom of page