難関校の合格可能性は、初期段階でも診断できる

難関校を狙える(最終的に合格可能性50%以上に到達できる)にも
関わらず、無理だと考えて志望しない受験生は多くいます。

例えば、開成中学には約1200人が受験して約400人が合格しますが、
開成中学を狙える首都圏の男子受験生は(あくまで私の推測ですが)
2000人以上はいると思います。

もちろん他校(麻布中学など)に魅力を感じたり、作戦上の理由
(2月2日が本命校入試で、2月1日は安全校を受験するなど)で
開成中学を志望しない受験生も少なくありませんが、それ以上に
早い段階で候補から外してしまう受験生が多いと感じます。

そういう受験生でも、合格可能性が十分あるということを伝えると
「目指してみたい」と気持ちが変わることがあります。

難関校の(将来的な)合格可能性は、初期段階でも診断できます。

私は5年前期の受験生に基本問題メインの課題を実施していますが、
そこでの結果(正答率)が、6年後期の成績や入試本番での結果に
高確率(5人中4人程度)で結びついています。

資料はこちらです。
https://www.kumano-takaya.com/blank-29

実は、私も以前は「初期段階の結果は当てにならない」と考えて
いたのですが、実際にデータを取って検証して以降は、初期段階で
ある程度は判断を行い、特に難関校を狙える受験生には(無理だと
考えて機会を失わないように)そのことを積極的に伝えています。

初期段階の診断は、家庭学習でも十分可能です。

例えば5年5月から「予習シリーズ」を使って先取り学習を行う場合、
5年上下の必修例題・基本問題のみを進めて2ヶ月以内に終わり、
大半の問題を短時間で解ける状態になれば、将来的に難関校を十分
狙えると判断できます。

一方で、終えるのに半年以上かかったり、終えたけれど解けない問題
の方が多いという状態なら、厳しい可能性もあります。

「予習シリーズ」に限らず、初期段階に基本レベルの課題を行う場合、
所要期間と理解状況から、ある程度は判断することができます。

特に5年生(または4年生以下)で難関校受験を迷われている方は、
試してみる価値はあると思います。

※本記事は、メールマガジン(2020年4月19日配信)の内容を転載したものです。